こころの安全基地

長年の心理臨床に基づく生活に役立つ心理学をお届けしていきます。

Dr. よだかのこころの安全基地

 

はじめまして。Dr.よだかです。よろしくお願い致します。

 

あなたにとって、帰る場所はどこですか?

 

アメリカの心理学者、メアリー・エインスワースが1985年に提唱した、安全基地(secure base)という概念は、いまや日常会話でも出てくるようになりました。

 

それにしても、安全基地とは何でしょう?

 

安全基地とは、平たくいうと、私達人間誰にとっても大切な、「こころの拠りどころとなる存在」です。

 

それはあなたの配偶者かもしれませんし、パートナーかもしれませんし、恋人かもしれませんし、親やきょうだいかもしれませんし、先生だったり、会社の上司や先輩だったり、親友だったりします。

 

もしあなたが今、「安全基地なんてないよ」と思うのでしたら、あなたは正しいサイトに来ています。

 

このサイトは、そんなあなたの安全基地となれる事を願って作られました。

 

「安全基地なら間に合ってます」というあなた、それは何よりです。ただ、安全基地はいくつあっても良いですし、このサイトは、あなたの既存の安全基地の機能をより良くするために作られました。

 

私はとある臨床心理学者です。

 

心理学者と言っても、仕事の9.5割は臨床です。

 

現在、毎週40ケースのサイコセラピー(心理カウンセリング。主に個人、カップル)に携わり、アクティブなケース数は70人を超え、メールカウンセリングやビデオ通話による遠隔カウンセリングも駆使しています。

 

私の望みは、少しでも多くの方のお力になれる事です。少しでも多くの方の人生が好転するようにお手伝いする事です。

 

しかし、そのようにして、予約もいっぱいで取りづらいような多忙な日々を送るなかで気づいたことがあります。

 

今のやり方で助けられる人は限られている。

 

 

これ以上予約枠を作れば仕事の質に問題が出てくるし、それでも時間は限られている。

そんななかで思いついたのがこのページを作ることです。

 

様々な理由で実際にお会いする事ができない方に対しても、何かできる事があるかもしれない。

 

もちろん、実際の交流に越したことはありません。しかし、ここで書いていくことで、あなたのお役に立てるかもしれない。

 

そう思って、冒頭の安全基地を意識したコンテンツを、ここで書いていきたいと思いました。

 

正直、どこまでお役に立てるか分かりません。でも、ここでお話する事が、少しでもあなたの人生においてプラスになれたら、本当に嬉しいです。